パトレイバーとは?

漫画・ゆうきまさみ、メカニックデザイン・出渕裕、キャラクターデザイン・高田明美、
脚本・伊藤和典、監督・押井守という日本を代表する5名の
クリエイターによるグループ「ヘッドギア」によって
メディアミックスを展開した先駆的作品であり、1988年に作品が発表されてから
現在もなお多くのファンに愛され続けています。
プロジェクト発足から30年となる2018年には、新シリーズの制作が発表され、
年末には池袋マルイにて30周年記念展を実施し、
1万人を超える来場者を記録しました。主人公の泉野明(いずみのあ)が
苫小牧市出身という設定をはじめ、
初期OVA(オリジナルビデオアニメーション)シリーズの傑作と名高い「二課の一番長い日」では、
作中要所に苫小牧が登場するなど、随所に苫小牧との関わりが見られます。

苫小牧との関わり

主人公「泉野明」について、漫画家「ゆうきまさみ」氏が
コミック版に基づき構成した「野明のアルバム」には、
苫小牧中学校や苫小牧第二高等学校などの架空の学校名が登場します。
また、アニメには野明の実家「泉酒店」がある架空の商店街「苫小牧西銀座商店街」が登場します。
高校卒業と同時に苫小牧を離れた野明は東京・早稲田の警察予備校に入学。
特車二課第二小隊に配属後には、最新鋭のパトレイバー
AV-98イングラム1号機の操縦担当として活躍します。

苫小牧市生まれ、苫小牧第二高等学校卒業「機動警察パトレイバー・劇場版ーゆうきまさみの新しい世界」(1989/少年サンデーグラフィック・スペシャル)より